2日間、同じ時を過ごした友人がこのタイトルでblog書いていたので、
真似してみました(笑)

先週土曜日は麻布で
ギターとチェロのデュオと、ギターヴォーカルとキーボードのデュオ。
時折、ハーモニカとタンバリンとスネアも加わって。
これらの音色とリズムが、3人で、繰り広げられる空間。

…なんて多才なんだろう。
1人2役か3役。オリジナル曲だし。
そして
3人ともすごく
いい。

その音色と歌いまわしに、
きゅーーっと胸が締め付けられたり、
とても暖かくなったり、
楽しくて仕方なかったり、
あっという間の時間。
特に前半、ブラジル音楽の方は、
ちょっと久々にやられてしまいました。
ドーンと胸の奥に直球、という感じ。


翌日は恵比寿の素敵なカフェでのサロンコンサート。
私は歌の伴奏をさせて頂きました。

前半は、バリスタさんのお話で珈琲の発見の伝説や歴史を聞いて、
エチオピア人のゲストによる、コーヒーセレモニー。
豆を焼くとこから始まります。女性だけが取り仕切るそうです。
日本の茶道のような、いろいろ道具があって、
中国茶器のようなカップに注がれました。
合間にポップコーンを作って、いい香り。
あちらでは、コーヒーのお供にはポップコーンとのことです。
後半は、トークコンサート。
興味深いカフェ文化のお話と歌曲で
フランス・ドイツ・イタリアのを巡り、ウィーンに終着。

ヨーロッパで大流行の何世紀も前に
イスラム圏で広がり、
キリスト教でもコーヒーを飲みたいがために
コーヒーに洗礼をしてしまった、という驚きの歴史。
そのお蔭で、のちにサロン文化が花開き、
たくさんの芸術家や文化人が集い、
優れた作品が生まれ、
今日まで残されていることを思うと
小さなコーヒー豆の遥かな歴史の流れに感動してしまいます。

素敵なプログラムでした