今年は書いてませんでしたが、少しずつ行ってます。覚え書きに。

3月 ホイッスラー展(横浜美術館)

雨の寒い日曜日。
でもそれが似合うような展覧会。
エッチングなどの版画が半数を占めていて、小さな作品の中に豊かな世界が広がっています。
エッチングは中学の時に美術の授業で実際にやって、こんな繊細な版画もあるんだなぁ、と驚いた記憶があります。それまで木版画しか知らなかったので。
そしてまた、エッチングの得意だった亡き友人のことを思い出しながら、見てまわりました。
絵画の方は美術作品に初めてノクターンや、シンフォニーと音楽用語を用いたということで、音楽の分野からも注目されたりもしてますが、
個人的にはノクターンは分かるけど、シンフォニーと言うには足りないかなぁ、という印象を受けました。
シンフォニーはもっと…たくさんの要素が重なっている壮大なもの、という認識なので。絵からそれらを感じ取れなかった私がイマイチなのかもしれませんが。
でも代表作 白のシンフォニーや、黒のはやはり美しく、しばらく立ち止まり見ていました。音楽用語を絵のタイトルに付けた画家ということでしたが、ノクターンはともかく、シンフォニーはどうかなぁと感じました。古典のシンフォニー、の概念なら有りかな。それでも白や黒の単一の色調でも豊かな表現で、魅入りました。


3月末 遠藤湖舟 写真展(日本橋高島屋)
「天空の美、地上の美」と題された美しい写真の数々でした。リラの会の方々がよく写真を撮って頂いたり、チラシデザインをされてますが、写真を見たのは初めて。個人的には、様々な「揺らぎ」の作品に惹かれました。

4月 マグリット展(国立新美術館)

想像以上にシュールで、というか、普段絵を見る感覚では見られなくて、非常に頭がフル回転させられましたが面白かったです。頭がかたい人が行くと、イライラするかも?しれません(笑)
タイトルと書かれているものの、一見、なんとかけはなれていること!
でも思考回路が少し分かると、謎解きのようで楽しいです。そういう意味では「白紙委任状」が気にいりました。

6月 再訪 マグリット展(国立新美術館)
あのシュールさに行きたいという人がいて、一緒に。いつも美術館には1人で行くスタンスなので、誰かと観るのは数年ぶりでした。
今回はガイドも借りて。よく分からなかった解説や、人と一緒でいろんな見方が出来たのと、前回にはなかった作品も見られて楽しみました。とても混んでいて人気の高さを感じますが、特に若い10代20代が通常より多いなぁと。
ガイドで流れるベルギーの作曲家スーリの作品がとても良くて、楽譜を探して弾いてみようと思いました。


8月 アールヌーヴォーのガラス展(パナソニック汐留ミュージアム)

健康診断で血を取られて貧血でクラ…っとなったあと、夜の会食までの時間に初訪問。
個人のコレクションをデュッセルドルフ美術館に寄贈したもので、お馴染みガレやドーム兄弟の他にも たくさんの素敵な作品を見ることが出来ました。
空調は結構寒かったです。絵の場合は状態保存のためで理解出来るけど、ガラスは別にいいのでは…
お隣にある旧新橋駅舎の展示室も覗いてみました。無料です。素敵な建物が復元されていて、さすが最初の鉄道駅だけあります。当時の遺構も見られました。